GMOクラウドのVPSでドメイン取得した際のDNSの登録方法

GMOクラウドのVPS「クラウドVPS by GMO」を利用してWEBサーバーを立てた際に、独自ドメインを取得してからのドメインのDNSへの登録方法がわからなくて困りました。あれこれやって、以下でできることがわかりました。

  1. GMOクラウドのVPSポータルからログインする。
  2. 上部にある「契約管理」のタブをクリック→アカウントマネージャーの「手続きに進む」ボタンを押下。
  3. アカウントマネージャーが別ウィンドウとして立ち上がるので、左側のメニューにある「契約一覧」をクリックする。
  4. 契約している内容が並んで表示されるのでドメイン契約のところを選び「詳細」ボタンを押下。
  5. 契約内容の詳細としてドメイン名管理というのが表示されるため「ゾーン情報変更」ボタンを押下。
  6. ゾーン情報のプルダウンから「【稼働中】プランなし」を選択し「選択」ボタンを押下。
  7. DNSに登録するレコードの編集画面となるためグローバルIPのアドレスが「121.119.xxx.xxx」の場合、以下のようにレコードを登録する。
  8. 入力をしたら「次のステップに進む」ボタンを押下。
  9. 最後に「申込みを確定する」ボタンを押下して完了。GMOからメールが届きますがDNSに反映されるまでに多少時間がかかります。

DNSへのレコード登録のところで2レコード分を登録していますが意味合いとしては以下となります。

「example.com」のドメインを取得した場合。

ホスト名「@」の登録で「example.com」からIPアドレス「121.119.xxx.xxx」への名前解決ができる。
ホスト名「www」の登録で「www.example.com」からIPアドレス「121.119.xxx.xxx」への名前解決ができる。

なお、タイプ「A」はアドレスレコードとしてDNSに登録するということです。

[広告]

と、ここまで調べてみたのですがよくよくGMOのサポートページを見るとDNSへの登録方法が出ていました(見つけられず後から気づいた・・)。なので、以下を見ていただいたほうが絵もあってわかりやすいです。

GMOクラウドサポートサイト ゾーン情報変更について

ちなみにさくらのVPSではドメイン取得後に簡単設定というものがありIPアドレスを入れるだけでDNS登録できるようです。ドメイン取得したらDNS設定するだろうからさくらみたいにドメイン取得と設定をまとめて説明してくれたほうがわかりやすい気がします。

ドメインのゾーン情報を編集したい

なお、さくらのDNS設定ではホスト名「www」はCNAMEレコードとしてDNSに登録しているようですね。

さくらのVPSの設定例

CentOS7.4にPHP7がインストールできないと思ったときの対応

CentOS7.4にPHP7をインストールしたときのメモです。CentOS7の標準のリポジトリではPHP7がないらしく、先にEPELリポジトリとREMIリポジトリを入れる必要あるとのことで、そのようにやりました。

■EPELリポジトリのインストール
# yum install epel-release

■REMIリポジトリのインストール
# rpm -Uvh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-7.rpm

ここまでは問題なく終了。インストールされるPHPを以下のコマンドで確認。

■インストールされるPHPの確認
# yum info --enablerepo=remi, remi-php72 php

そのときのログが以下です。

あれ?このままだとPHP5.4.45がインストールされるっぽい。PHP7をインストールしたいのだけどそうはいかないみたい。「--enablerepo=」にremiリポジトリを指定すればよいとネットでは出ていたのですが。逆に「--disablerepo=」というオプションがあるらしく、こちらはいったんリポジトリを全て無効にするらしい。なので、これをつけてみた。

# yum info --disablerepo=* --enablerepo=remi, remi-php72 php

でも結果はPHP5.4.45のままで変わらずでした。

[広告]

ちょっと考えて「--enablerepo=」にremiとremi-php72の2つを指定しているのだけど、remi-php72だけにしたらうまくいかないか?と思い、やってみた。

■インストールされるPHPの確認
# yum info --enablerepo=remi-php72 php

そのときのログが以下です。

おっ!PHP7.2.17がインストールされそうです。なので、これでphpとphp-mbstringのインストールを実行します。

■PHPのインストール
# yum install --enablerepo=remi-php72 php php-mbstring

期待通り、PHP7.2.17がインストールできました!